おとうさんゲーマーのひとりごと。   面白レトロゲーム発見隊!

幼稚園の頃にプレイしたパックマンがきっかけで、ゲーム道をひた走ったおとうさんゲーマーです。ゲームは人生の一部!レトロゲームが中心ですが、マイナーだけど面白いゲームにもスポットをあてて、日々ひとりごとを綴っていきます。よろしくお願いいたします。

【DSソフト】ゴシックホラーアクション三度。シリーズ成熟期でありながら挑戦的な意欲作【悪魔城ドラキュラ奪われた刻印】

 こんばんは、おとうさんゲーマーです。

 第22回は、「悪魔城ドラキュラ奪われた刻印」(以下奪われた刻印と略)を紹介します。シリーズでは珍しく女性が主人公ですが、硬派なアクションが楽しめる一作です。大好きなシリーズなので、いつもより多く書いてしまうと思いますがご了承ください(笑)。

 

悪魔城ドラキュラといえば

 「悪魔城ドラキュラ」は色んな機種でシリーズ展開されている人気作です。普段アクションゲームをあまりプレイしない方でも、その名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。ちなみに僕が初めて悪魔城ドラキュラをプレイしたのが中学1年の頃。ファミコンディスクシステムがばりばり現役で、当時としてはかなり硬派で難易度の高い作品でした。北海道に転校したばかりで色々大変でしたが、ディスクシステムを持っている子が少なく、毎日たくさんの友達が家に来て楽しかった思い出があります。ことゲームにおいては、最初に受けた衝撃に勝るものはないと感じることが多いのですが、この第一作目が今でも一番好きな作品です。鞭を武器に体ひとつで立ち向かうシンプルなアクションは、色褪せることがありません。卓越したコナミサウンドも名曲揃いでした。

 

探索型ドラキュラへ

 「悪魔城ドラキュラ」は、第一作のシンプルなアクションから、探索型アクションに変化を遂げていきます。探索型アクションとは、2D横画面で、一方向ではなく自由にマップを行き来して、キャラクターを強化しながら世界を探索するシステムです。メトロイドのシステムを思い浮かべて貰えればイメージしやすいです。ディスクシステムの「ドラキュラ2」が探索型ドラキュラの始まりだったように思いますが、初代プレイステーションの「悪魔城ドラキュラ月下の夜想曲」が本格的な探索型への分岐点になりました。以降は、ゲームボーイアドバイスで3作、ニンテンドーDSでも3作発売され、いずれも完成度が高い作品になっています。今回紹介する「奪われた刻印」は、ニンテンドーDSの3作目です。

 

奪われた刻印をプレイして

 DSの前2作もプレイしていましたが、「奪われた刻印」は、かなりシリアスな作風になっています。アニメ的なキャラクターグラフィックだった前2作に対して、どこかしっくりこない気持ちがあったので、嬉しかったですね。やっぱりゴシックホラーにはシリアスが合ってます。また「奪われた刻印」は、探索型ドラキュラが定着した時期にありながら、色々と挑戦的なことをやっています。まず、主人公が女性であること。ゲームボーイの「漆黒たる前奏曲」も主人公が女性でしたが、マイナーな作品だったので、メジャー作品としては初の試みです。シリーズの核になるベルモント一族が全く登場しないのも異色です。パンパイアキラーの代名詞である鞭が使えないのは残念でしたけど(笑)。次に、敵やステージギミックから能力を吸収するグリフシステム。従来作にあったソウルシステムに近いため、目新しさはあまり感じませんが、両手にそれぞれグリフを装着して攻撃を繰り出す爽快感が魅力です。コツコツと敵を倒して図鑑を埋めていく楽しさも健在です。そして最後に、探索型ドラキュラでありながら、ステージクリア型アクションに寄せられた作りになっていること。広大な悪魔城を探索する従来作とは違い、拠点となる村があり、そこからマップ上に点在するステージに転戦していくシステムです。各ステージは探索型アクションですが、迷い悩むほどの複雑さはなく、思った以上にシンプルで分かりやすい構成になっています。その分、原典回帰ではないですが、アクションの難易度は高くなっていて、しっかり攻略して敵を倒す楽しさが前面に出されています。これは想像ですが、発売された時期は既に探索型ドラキュラが成熟期を迎えていて、シリーズに定評がありながらも、マンネリ化しつつあったのではないでしょうか。それを打破しようとする意気込みを「奪われた刻印」から感じたのです。

 

シリーズの先にあるもの

 挑戦的な作風の「奪われた刻印」は、第一作が大好きな僕にとってとても印象に残る一作になりました。全体的にボリュームが少なく感じたりもしますが、僕のライフスタイルには合ってました。ちなみにDSで発売された前2作も、それぞれが異なる雰囲気を持ち、探索型アクションゲームとしての面白さに溢れた作品です。「奪われた刻印」よりも難易度が抑えられているので、初めてDSでドラキュラをプレイする方にもお薦めします。その後、3DSで「ロードオブシャドウ宿命の魔鏡」が発売されていますが、かなり異色な作品で「奪われた刻印」以降、純粋な2Dドラキュラ作品は生まれていないといっても過言ではありません。悪魔城ドラキュラを長年手がけてこられた五十嵐さんが抜けられたことが大きいと思いますが、悪魔城ドラキュラの精神的続編が開発されていると報じられています。それが今年の発売が予定されている「Bloodstained:Ritual of the Night」。2D探索型アクションとして、五十嵐さんがプロデュースしています。ファンとしてとても楽しみです。願わくば、第一作のシンプルなアクションを突き詰め作品が再び生まれることを密かに願っています(笑)。

 

最後に少し

 2Dの悪魔城ドラキュラシリーズに言えることですが、中古でも価格が高騰していてなかなか手に入れづらい現状があります。とても残念です。特にDSで発売された3作は、プレミア価格になっていて、希少性も相まって店頭で見かけることは難しくなりました。ネットでも相場が広く渡っているので、安価で買う機会はなかなか訪れませんが、細かくチェックしているとセールをしていたり、メルカリなどの個人売買などで見かけることもあります。面白さは折り紙付きですので、自分の購入ラインに触れるまで探すこと自体を楽しんでみてもいいのではないでしょうか。

 

悪魔城ドラキュラ奪われた刻印

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「Bloodstained: Ritual of the Night」

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www.youtube.com